アフターピルを安全に購入できるオンラインサービス9選｜注意点も解説

提供：クリニックフォア

アフターピルはインターネット上でも購入が可能です。

ただし、アフターピルは医師の診察と処方が必要な薬なので、オンラインで入手する際は「オンラインクリニック」を利用する必要があります。

診察と処方が必要と聞くと、「すぐにアフターピルが欲しいのに時間がかかるのでは…」「オンラインクリニックから送られてきた荷物が周囲にばれるのでは…」と心配になる人もいるでしょう。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく説明します。

自分に合ったオンラインクリニックを選ぶ手助けになるので、ぜひ最後までご覧ください。

クリニック名	おすすめポイント
ソクピル	アフターピルの処方に特化したオンライン診療 詳細を見る
エニピル	問診表の回答から30分以内に診療が受けられる 詳細を見る
エミシアクリニック	オンライン診療がすべてLINE上で完結する 詳細を見る

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アフターピルを購入するオンラインクリニック選びのポイント

アフターピルを購入する際の、オンラインクリニック選びのポイントは次の4つです。

それぞれ解説していきます。

服用時間に適したアフターピルを取り扱っているか｜性行為から72時間以内／120時間以内

アフターピルを処方しているクリニックを選ぶ際には、自分が希望するアフターピルが取り扱われているかを確認しましょう。

アフターピルによる避妊方法には、以下の3種類です。

• ウリプリスタール法
• レボノルゲストレル法
• ヤッペ法

それぞれの方法によって、使用する薬、服用可能な時間、錠剤の数、費用、副作用の出やすさが異なるため、選ぶ際には以下の表を参考にしてください。

避妊法	ヤッペ法	レボノルゲストレル法	ウリプリスタール法
処方薬	プラノバールなど	ノルレボ レボノルゲストレルなど	エラなど
服用方法	72時間以内に2錠 （12時間後さらに2錠）	72時間以内に1錠	120時間以内に1錠
副作用の出やすさ	出やすい	ヤッペ法よりは出にくい	出にくい
副作用の症状	頭痛 めまい 吐き気、嘔吐 不正出血など	頭痛 倦怠感 吐き気、嘔吐 不正出血、消退出血 腹痛、下痢など	頭痛 眠気 吐き気 消退出血 腹痛など

エラは日本国内で医薬品として認証・承認されていないため、服用後に違和感がある場合はすぐにクリニックに連絡しましょう。

このように、アフターピルには複数の種類があるため、自分の希望に合ったアフターピルを取り扱っているクリニックを選ぶことが非常に大事です。

発送や配送にかかる時間｜服用のタイムリミットに余裕があるか

アフターピル処方のオンライン診療サービスを選ぶ際は、迅速に受診でき、商品が早く手元に届くサービスを選びましょう。

性行為後72時間以内にアフターピルを服用すると避妊効果が期待できますが、服用までの時間が短いほど効果は高くなります。

日本産科婦人科学会が2016年に発表した「緊急避妊法の適正使用に関する指針」によると、アフターピルの服用時間が短いほど妊娠阻止率が高まることが示されています。

服用までの時間	ヤッペ法	LNG法
24時間以内	77%	95%
25～48時間以内	36%	85%
49～72時間以内	31%	58%

多くのオンライン診療サービスは当日または翌日の予約が可能で、診察後翌日か翌々日にはアフターピルが届きます。

その中でも迅速に受診でき、アフターピルがすぐに届くサービスを選びましょう。

特に東京23区内に住んでいる場合は、バイク便を利用するオンライン診療サービスを活用すると、診療から数時間以内にアフターピルが届くため便利です。

ただし、オンライン診療サービスには災害や事故、天候不良などによる配送遅延のリスクもあります。

服用有効時間内にアフターピルが届かない場合もあることを頭に入れておいてください。

診察料・配送料・薬代にかかる費用｜相場に合っているか

アフターピル処方のオンライン診療サービスを選ぶ際には、価格が相場に合っているかどうかを確認しましょう。

アフターピルの処方は病気治療が目的でない限り保険が適用されないため、支払いが相場に比べて高額になることがあるからです。

アフターピルに関しては、病院が診療代や薬代を自由に設定できるため、このような事が起こります。

オンライン診療サービスでアフターピルを処方してもらう際には、以下の相場を参考にし、納得のいくクリニック選びをしてください。

避妊法	相場
ウリプリスタール法	約9,800～16,400円
レボノルゲストレル法	約5,800～12,100円
ヤッペ法	約4,400円

支払い方法｜後払いに対応しているか

基本的にオンライン診療サービスに限り、アフターピル代の後払いが可能です。

逆に、アフターピルを婦人科や産婦人科などで処方してもらう場合は、支払い方法は現金またはクレジットカードに限定されるため先払いをすることがほとんどです。

手元に現金が少なく、給料日後に支払いたい人や、18歳未満でクレジットカードを持っていない人は、後払いができるオンライン診療サービスを利用しましょう。

後払いの方法は各オンライン診療サービスによって異なりますが、GMO後払いやNP後払いなどが一般的です。

アフターピルが届いた後に請求書が送られてくるので、指定の期日までにコンビニや銀行で支払いましょう。

アフターピル購入におすすめのオンライン診療9選

アフターピルを購入する際は、自分が希望する種類を取り扱っているかを確認してから購入しましょう。

ここではおすすめのオンラインクリニックを９つ紹介します。

クリニック名	特徴	詳細を確認
ソクピル	アフターピルの処方に特化したオンライン診療	詳細を確認
エニピル	問診表の回答から30分以内に診療が受けられる	詳細を確認
エミシアクリニック	オンライン診療がすべてLINE上で完結する	詳細を確認
メデリピル	現役産婦人科医の診療が受けられる	詳細を確認
あしたのクリニック	10分程度で処方が確定、スピーディーに手続きができる	詳細を確認
マイピル	アフターピルの種類を幅広く取り扱っている	詳細を確認
Pills U	医療法人社団四季が運営するオンラインピル処方専門のクリニック	詳細を確認
クリニックフォア	オンライン診療と対面診療の両方に対応している	詳細を確認
オーロラクリニック	診察料が無料で、アフターピルの価格も手頃	詳細を確認

ひとつずつ確認していきます。

アフターピルを購入・服用する際に注意すべきポイント

ここでは、アフターピルを購入・服用する際に注意すべきポイントを7つ紹介していきます。

それぞれ解説していきます。

アフターピルは未成年でも購入できる

未成年でもアフターピルの処方や服用は可能です。

しかし、医療機関によっては一定の年齢以下の場合に保護者の同伴を求めることがあります。

不安な場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、親の同意や同席なしで受診したい場合は、「親の同意書不要」のクリニックを探すか、事前に問い合わせをしてみてください。

アフターピルはマツキヨなどのドラッグストアでは購入できない

アフターピルの購入を考える際に、「近所のドラッグストア、例えばマツキヨでは買えないのか？」と疑問に感じる人が一定数いるでしょう。

結論から言うと、アフターピルは一般の薬のように近所の薬局では購入できません。

一部の薬局では、厚生労働省からの委託研究でアフターピルの販売が行われていますが、対象者は研究参加に同意した人のみとなります。

マツキヨでは全国で1店舗のみ試験販売が行われていますが、正式な販売ではないため、購入条件を事前に確認する必要があります。

薬局を利用する場合は、服用する本人から取り扱い状況・訪問日時について事前に確認が必要です。

参考：緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業

マツキヨや他の薬局での購入を考えている場合、72時間以内の服用に間に合わないことがあるため、アフターピルのオンライン診療を利用するのが良いでしょう。

アフターピルをネット通販で購入するのは危険な場合がある

オンラインショップやソーシャルメディアでは、手頃な価格のアフターピルが販売されていることがあります。

しかし、これらのサイトで購入したアフターピルは、服用に伴うリスクが高く、効果も確実ではないため、購入は控えた方が良いでしょう。

オンラインで販売されているアフターピルの多くは、海外から個人輸入されたものです。

日本国内で安全性や有効性が確認されていないので、偽造品や有害成分が含まれる可能性があり、非常に危険です。

たとえ海外で合法的に使用されているアフターピルであっても、日本での成分や規格とは異なることがあり、期待する効果が得られなかったり、予期しない副作用が出たりすることもあるでしょう。

このような理由から、オンラインショップやSNSでのアフターピル購入は、非常にリスクが高いためおすすめできません。

アフターピルの処方には服用する女性の診察が必要

基本的にアフターピルのオンライン診療では、本人が直接診察を受ける必要があります。

したがって、代理でのオンライン診療ではアフターピルを処方することはできません。

ただ、パートナーの男性が一緒に診療を受けたり、男性が支払いすることは可能な場合もあるので、希望する場合はクリニックに一度相談してみるといいでしょう。

アフターピルの処方は自由診療

アフターピルの処方は基本的に自由診療のため、健康保険は適用されません。

全額自己負担となり、初診料、処方料、薬剤料などが含まれます。

費用は6,000円から20,000円（税込）程度で、具体的な金額は医療機関や処方薬によって異なるため、事前に公式サイトや電話で詳細を確認してから受診しましょう。

クレジットカードや電子決済が可能かどうかも確認しておくことをおすすめします。

保険証の提示は原則不要ですが、身分証明書として求められる場合があるので準備をしておいてください。

アフターピル服用後は避妊の成功を確認する必要がある

アフターピルを服用後は、避妊が成功したかを確認する必要があります。

なぜなら、アフターピルを飲んでも妊娠を完全に防ぐのは難しいので妊娠している可能性がゼロではないからです。

避妊が成功したかの確認は次の手順で行いましょう。

アフターピル服用時に避けた方がよい【薬・サプリ】

アフターピルの効果に影響を及ぼす薬やサプリメントがあることを知っておきましょう。

組み合わせの良くない薬と併用すると、アフターピルの効果を低下させたり、予期せぬ相互作用を引き起こす危険性があるからです。

具体的には、以下の薬やサプリメントがアフターピルの避妊効果に影響を及ぼすので確認しておきましょう。

抗けいれん剤	フェノバルビタール/フェニトイン/プリミドン/カルバマゼピン
HIV プロテアーゼ阻害剤	リトナビル
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤	エファビレンツ・リファブチン・リファンピシン
ハーブ	セイヨウオトギリソウ（セント・ジョーンズ・ワート）
抗凝固剤	血栓症などで処方される血液をサラサラにする薬

アフターピル服用前には、現在服用中の薬やサプリメントについて医師に相談することが重要です。

服用中の薬やサプリメントがある場合は、医師に何を服用しているか伝えられるように、紙やスマホに書きだしておくと伝え忘れがなくおすすめです。

アフターピルをオンラインで購入するメリット・デメリット

オンライン診療は非常に便利なサービスですが、利点だけでなく、いくつかの欠点もあるので知っておきましょう。

ここでは、オンラインでアフターピルを購入する際のメリットデメリットについて解説します。

メリットは以下の通りです。

• 通院が不要
• どこからでも診療が可能
• 24時間対応
• 手頃な価格
• 親に知られない
• 後払いが可能

オンライン診療では、医療機関や薬局に行く必要がなく、医師や薬剤師と直接対面することもありません。

そのため、待ち時間が減って精神的ストレスも軽減されるという大きなメリットがあります。

一方で、以下のようなデメリットもあるので把握しておきましょう。

• 薬をすぐに受け取れない
• アフターフォローがない
• 診断書が発行されない
• 医師を選べない
• 送料がかかる

どちらの診療が自分に合っているのかを見極めて判断してみてください。

また、次のようなケースは医師の診察が必要です。

・性被害で警察に届け出たい方
・性行為後、48時間以上経過している方

性被害を警察に報告する際には、医師の診断書が重要な証拠となります。

オンライン診療や薬局では診断書が発行されないので、診断書が必要な場合は医療機関を受診するのが良いでしょう。

また、オンライン診療では診療と決済が完了した後にアフターピルが郵送されます。

性行為後48時間を過ぎている場合、服用が間に合わない可能性があるため、オンライン診療の利用は控え、速やかに病院を受診してください。

アフターピルをオンラインで購入するながれ

アフターピルをオンラインで購入する流れを確認しておきましょう。

アフターピルの効果と副作用

アフターピルの効果と副作用について解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

服用が早ければ早いほど妊娠阻止率が高くなる

アフターピルは、早く使用するほど妊娠を防ぐ効果が高くなります。

国が承認している薬「レボノルゲストレル」の妊娠阻止率について以下の表にまとめました。

使用時間	妊娠阻止率
24時間以内	95%
48時間以内	85%
72時間以内	58%

たとえ排卵日に近い時期であっても、24時間以内に服用すれば、妊娠阻止率は95％です。

しかし、2日目では85％、3日目には58％に低下してしまいます。

つまり、望まない妊娠を避けるためには、できるだけ早く服用することが重要です。

「エラワン」や「エラ」は120時間（5日間）以内であれば95％の妊娠阻止率を維持します。

確実な避妊を求める場合、これらの薬を提供するオンライン診療サービスを利用しましょう。

※「エラ」および「エラワン」は、日本では認証・承認を得ていない医薬品です。

服用後に違和感があれば、すぐに医療機関に連絡してください。　

アフターピルは服用後に副作用がある

アフターピルの副作用は個人差があり、大多数の人には副作用が見られません。

副作用が現れた場合でも、通常は1～2日で自然に改善することが多いです。

アフターピルに関連する主な副作用は次の通りです。

・頭痛
・吐き気
・眠気
・不正出血
・倦怠感
・めまい
・下腹部痛

特に頭痛や吐き気、不正出血が比較的多く見られる副作用です。

個人の体調や健康状態によって副作用の程度が異なる場合がありますが、副作用が強く出たり長引いたりする場合は、産婦人科を受診してください。

まとめ

この記事では、アフターピルのオンライン購入について、以下のことを解説しました。

• アフターピルを購入するオンラインクリニック選びのポイント
• アフターピル購入におすすめのオンライン診療9選
• アフターピルを購入・服用する際に注意すべきポイント
• アフターピルをオンラインで購入するメリット・デメリット
• アフターピルの効果と副作用

アフターピルを購入する際のお役に立てたら嬉しいです。