スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで明治プロビオヨーグルトR-1を見かけ、「R-1って他のヨーグルトとは何が違うの?」「R-1を食べることでどのような効果があるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、R-1の効果とは何か、健康にどのような影響を与えるのか解説するとともに、毎日継続して摂取していくためのおすすめの方法まで解説していきます。
「腸内環境を改善したい」「風邪をひきにくい体にしたい」などとお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
R-1とは明治が発売する乳酸菌食品「明治プロビオヨーグルトR-1」
R-1とは、株式会社明治が販売している乳酸菌食品「明治プロビオヨーグルトR-1」のことです。
食べるタイプだけでなくドリンクタイプも販売されているほか、低糖質・低カロリータイプ、砂糖不使用タイプ、マルチビタミン入りなど、成分による種類もさまざまなラインナップが展開されています。
味に関しても、プレーンに加えてストリべりー味やブルーベリーミックス、フルーツミックスがあり、おいしく味わいながらも健康管理ができる製品として人気です。
ここからは、明治プロビオヨーグルトR-1、通称R-1について、次の主な特徴3つを紹介します。
それぞれ順に解説します。
特許取得の1073R-1乳酸菌が免疫に働きかける
明治プロビオヨーグルトR-1といえば、「強さひきだす乳酸菌」というフレーズをCMやポスターなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この「強さひきだす乳酸菌」とは、株式会社明治が特許を取得済みの「1073R-1乳酸菌」のことです。
1073R-1乳酸菌は、ヨーグルトを製造する際に必要なブルガリア菌の一つで、他のブルガリア菌よりも乳酸菌が菌体外に作り出す多糖体(=EPS)をより多く発生させます。
EPSは免疫機能を活性化する効果を持つことから、1073R-1乳酸菌を使ったヨーグルトを食べることにより、免疫機能の改善を期待できるのです。
実際に、1073R-1株を使用したヨーグルトのヒト試験では、1073R-1株を使用したヨーグルトを摂取していたグループにおいて、風邪罹患リスクの低下がみられています(※)。
※参考:乳酸菌1073R-1株の効果 | 明治ヨーグルトライブラリー
インフルエンザ対策にも研究で注目された実績あり
1073R-1株を使用したヨーグルトは、インフルエンザの予防にも効果的であることが研究で明らかになっています。
例えば、北里大学と株式会社明治の共同で行われた研究では、マウスによるインフルエンザウイルスへの効果が検証されています。
マウスを二つのグループに分け、一つのグループには、乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルト、あるいは1073R-1株によって作り出されるEPSを、インフルエンザに感染させる21日前から感染後4日まで摂取させました。もう一つのグループには水のみを与え、症状や生存率についての比較を試みたのです。
その結果、乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルト、または1073R-1株によって作り出されるEPSを摂取していたマウスは、水のみが与えられていたマウスに比べて、感染後の生存率や生存日数が増えることが明らかになりました。
また、1073R-1株を使用したヨーグルトを摂取していたマウスは、水のみ摂取していたマウスよりも、インフルエンザの感染性ウイルス価が下がっていることも判明しました。
この実験結果の通り、1073R-1株を使用したヨーグルト「R-1」は、インフルエンザ対策にも有効であると期待できます(※)。
※参考:乳酸菌1073R-1株のインフルエンザ予防効果 | 明治ヨーグルトライブラリー
食品なので薬のような即効性は期待できない
これまで説明してきた通り、乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトR-1を摂取することで、免疫力の活性化やインフルエンザ対策への効果が期待できます。
しかし、明治プロビオヨーグルトR-1はあくまでも食品のため、薬のように即効性があるわけではありません。
R-1を食べることですぐに風邪をひきづらくなる、食べてすぐにインフルエンザの症状が軽くなるというわけではないため注意しましょう。
風邪やインフルエンザ対策への即効性を求める場合は、R-1だけでなく薬品を摂取し、R-1はあくまでも補助食品として取り入れることをおすすめします。
R-1の効果は毎日摂取することで体調の安定を感じやすくなる
明治プロビオヨーグルトR-1によるさまざまな効果は、毎日摂取することでより感じやすくなり、体調も安定していくと期待されています。
ここからは、R-1を継続的に摂取することによって、どのような効果があるのかを詳しく確認していきましょう。
それぞれ順に解説します。
継続摂取で風邪をひきにくくなる人もいる
先にもご説明した通り、明治プロビオヨーグルトR-1には、免疫力活性化効果のある乳酸菌1073R-1株が使用されているため、継続的に摂取することで風邪をひきにくくなる人もいます。
乳酸菌1073R-1は、免疫機能を活性化させるEPS(多糖体)を作り出し、風邪やインフルエンザへの抵抗力を高めるのが特徴です。
それだけでなく、体内の免疫細胞の一つ「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化させる効果も持つため、ウイルスや細菌に感染した細胞への攻撃力が上がり、免疫力アップや風邪予防へと貢献します。
しかし、この効果を感じられるのはあくまでも継続摂取した場合のため、食べた翌日に免疫力が上がるような即効性はありません。
実際に山形県と佐賀県で行われたヒト試験においても、8週間から12週間にわたって乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトを摂取した結果、NK細胞の活性化、風邪罹患リスクの低減が確認されています(※)。
明治プロビオヨーグルトR-1を2ヶ月から3ヶ月ほど継続して摂取すれば、より効果を実感しやすくなると考えられるでしょう。
※参考:乳酸菌1073R-1株の効果 | 明治ヨーグルトライブラリー
便秘対策や肌荒れ改善も期待される副次的効果
明治プロビオヨーグルトR-1は、風邪やインフルエンザへの抵抗力を高めるだけでなく、便秘対策や肌荒れの改善にも効果的であるとされています。
R-1を継続的に摂取することによって、腸内環境が整っていくことが理由と考えられますが、以下で詳しく確認していきましょう。
便通が整いやすく腸内フローラにも良い影響
明治プロビオヨーグルトR-1に限らず、ヨーグルトを作る際に使用される乳酸菌は、腸内で善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する効果を持ちます。この効果によって腸内環境が整い、便秘の方であっても排便回数や排便量が増加すると期待できるのです。
また、腸内環境の改善にはR-1も効果的ですが、より腸内環境の改善に特化したヨーグルトを選びたい場合、同じく株式会社明治が販売している「明治ブルガリアヨーグルト」をおすすめします。
明治ブルガリアヨーグルトには「LB81乳酸菌」が含まれており、1日100g以上摂取することで、腸内環境が改善されると科学的に証明されているためです。
株式会社明治と昭和女子大学生活科学部との共同研究で行われた試験では、慢性的な便秘が多い20歳前後の女性を対象に「LB81乳酸菌」を使用したヨーグルトを6週間にわたって摂取してもらい、お通じの回数や量についての検証を行いました。
その結果、継続的にヨーグルトを摂取する前よりも、お通じの回数と量の増加が確認できたほか、お通じの外観的形状も適正なものへと変化が見られました(※)。
R-1も腸内環境改善に効果的ですが、より効果を実感したい場合には明治ブルガリアヨーグルトも摂取するといいでしょう。
※参考:ヨーグルトと便秘の関係 | 明治ヨーグルトライブラリー
肌トラブルの軽減は腸との関係性も影響
肌トラブルの悪化や軽減は、腸内環境との関係性が非常に強いとされています。
そもそも腸内環境は、「腸内フローラ」と呼ばれる腸内にある細菌の数々が、どのような性質なのかによって左右されます。
腸内には、小腸から大腸まで細菌が数多く存在し、100兆個以上と言っても過言ではありません。この多数の腸内細菌は、ただ腸に存在するだけではない点に注意が必要です。人体にとって有益な栄養素を作り出し、体調を整えてくれることもあれば、有害物質を作り出し、便秘や肌荒れなどの引き金となる場合もあります。
つまり、腸内細菌がどのように働くのかによって、私たちの体や肌の調子は大きく変動するのです。
ちなみに腸内細菌は、人体にとって有益な栄養素を作り出す「善玉菌」と、有害物質を作り出して悪影響を及ぼす「悪玉菌」、そして腸内環境によって作用が変わる「日和見菌」の3つに分けられ、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の比率は2:1:7が理想とされています。
この比率が崩れて悪玉菌が増えてしまうと、腸内で有害物質が増加していき、腸内環境はどんどん悪化してしまいます。その結果、体調不良だけでなく、肌荒れなどのトラブルにもつながってしまうのです。
悪玉菌が増えて肌トラブルにつながるのを防ぐには、腸内の善玉菌を増やさなければなりません。そこでR-1のようなヨーグルトを摂取すれば、乳酸菌によって腸内の善玉菌が増え、悪玉菌の増殖が抑制されます。
夜に飲むことで睡眠の質が上がるという声もある
R-1には飲むヨーグルトタイプもありますが、夜に飲むことによって睡眠の質が上がるという声も見られます。
睡眠の質を高めるためには、睡眠・覚醒サイクルを調整するホルモン「メラトニン」が欠かせません。しかし、スマートフォンやPCなどのブルーライトによる影響、あるいは加齢によって、メラトニンの分泌は減少してしまいます。減少していくメラトニンを増やすために効果的なのが、腸内環境の改善です。
メラトニンが生成される際、材料となるのが「セロトニン」と呼ばれるホルモンです。セロトニンは、そのほとんどが腸内で生成されるため、腸内環境が改善されてセロトニンが増えれば、メラトニンの分泌量も増加します。その結果、睡眠の質も上がると期待できるでしょう。
腸内環境を整えるためには、ヨーグルトの継続的な摂取が効果的です。ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌によって善玉菌を増やせば、腸内環境の改善につながります。例えば、夜寝る前の2~3時間ほど前に摂取することで、胃腸への負担を抑えつつ、寝ている間に腸内環境を整えられるでしょう。
また、ヨーグルトに含まれる「トリプトファン」という成分も睡眠に有効です。トリプトファンは、摂取後15〜16時間でメラトニンへと変化する成分のため、朝食にヨーグルトを摂取しておけば、就寝時間ごろにはメラトニンへと変化します。
就寝の2〜3時間前の摂取もおすすめですが、朝食にもヨーグルトを食べることによって、睡眠の質をより改善できるでしょう。
R-1の効果には個人差があり効果が出にくい人もいる
ここまで説明してきた通り、免疫力アップ、腸内環境改善、睡眠の質向上など、R-1にはさまざまな効果があります。
しかし、R-1を摂取したからといって、必ずしもこのような効果を得られるわけではありません。R-1による体調への効果は個人差があり、中には効果が出にくい人も見られます。そのため、「R-1を摂取しているのだから、体調が必ず改善するはず」と思うのはおすすめできません。R-1はあくまでも食品であり、特効薬というわけではない点に注意しましょう。
「R-1を摂取していてもなかなか効果が出ない」とお悩みの場合は、摂取方法や生活習慣を見直してみるのもおすすめです。
一日おきの摂取では実感しにくい可能性がある
「R-1を継続して摂取しているのに、免疫力が上がっている実感がしない」「腸内環境がなかなか改善されない」とお悩みの方の中には、R-1を一日おきに摂取している方が多く見られます。その場合、毎日摂取しているケースと比べると、効果を実感しにくいと考えられます。
もちろん、R-1は毎日必ず摂取しなければ効果が出ないわけではありません。一日おきであっても継続して摂取することによって、善玉菌を定期的に腸内に取り入れることができ、腸内環境の改善や免疫アップなどの効果へとつながっていきます。しかし、よりスムーズに効果を実感したい場合には、一日おきではなく、毎日の摂取がおすすめです。
「毎日ヨーグルトを食べるのは難しい」という場合も、R-1であれば気軽に飲むことのできるドリンクタイプがあるため、朝食やランチ、就寝前などのルーティーンとして取り入れてみましょう。
毎日の摂取を継続することで、これまでよりもより体調の変化を感じやすくなるはずです。
「効果ない」と感じる人は生活習慣も見直そう
「R-1のヨーグルトを毎日食べてきたが、あまり効果を感じられていない」とお悩みの場合、R-1の摂取だけでなく、生活習慣の見直しもセットで行ってみましょう。
繰り返しになりますが、R-1はあくまでも健康をサポートする食品であり、薬品ではありません。R-1ヨーグルトに含まれる1073R-1乳酸菌は、腸内環境を整えたり、免疫力をサポートしたりといった働きが期待される菌ではありますが、1073R-1乳酸菌を摂取しているだけでは、体調を大きく改善するのは困難です。
例えば、R-1を定期的に摂取していても、運動不足・バランスの悪い食事・睡眠不足といった生活習慣の乱れはそのままだと、R-1による健康への効果を実感しづらくなってしまいます。重要なのは、生活習慣の乱れを正すことであり、毎日適度に運動する、ビタミンや食物繊維、タンパク質などのバランスが取れた食事をとる、できれば8時間ほどは睡眠時間をとるなど、日々の暮らしから改善しなければ意味がありません。R-1の効果にだけ頼るのではなく、生活習慣を整えることから始めてみましょう。
また、乳酸菌による健康への効果は個人差があり、効果がすぐに目に見えるとは限りません。慢性的な便秘に悩まされている場合や、風邪をひきやすい体質を変えたい場合、肌トラブルを改善したい場合などには、効果が表れるまでに数週間から数ヶ月以上の時間がかかります。「なかなか効果が出ない」とお悩みの際には、効果を実感できるまでには時間がかかることを思い出し、焦らず継続するよう心がけてください。
市販のR-1は味・形状・糖質で好みに合わせて選べる
健康のために毎日ヨーグルトを摂取した方がいいとはわかっていても、味や形状がワンパターンだとどうしても飽きてしまいます。味を変えるためにジャムをかける、フルーツやグラノーラと一緒に食べてみるなどの工夫も効果的ですが、毎日の生活に取り入れるとなると、より気軽に摂取したいのが本音ではないでしょうか。
その点、明治プロビオヨーグルトR-1は、さまざまな味や形状、糖質の有無など、好みに合わせて選べるのも人気のポイントです。幅広い選択肢の中から、自分の好みやニーズに合ったヨーグルトを選べるため、毎日のルーティーンとして続けやすいと言えるでしょう。
さまざまな種類から選べることによって、ご家族みんなでR-1を摂取する場合も、それぞれの好みに合わせやすい点が助かります。市販のR-1の特徴は以下の通りです。
それぞれ順に解説します。
ドリンクタイプとヨーグルトタイプに分かれている
明治プロビオヨーグルトR-1は、大きく分けて固形の「ヨーグルトタイプ」と「ドリンクタイプ」の2種類が販売されています。
「ヨーグルトタイプ」は、カップで売られているスプーンで食べるタイプのヨーグルトで、朝食やおやつとしても取り入れやすいのが特徴です。デザート感覚で食べることのできるヨーグルトがいい場合や、より満足感が高い方を選びたい場合、固形のヨーグルトタイプがおすすめでしょう。
一方でドリンクタイプは、112mlの小さなボトル入りで、固形のヨーグルトタイプよりも気軽に摂取できるのが大きなメリットです。忙しい朝、ちょっとした休憩に、就寝前になど、さまざまなシーンでもサッと飲むことができるので、ヨーグルトタイプよりも継続しやすいと考えられます。「ヨーグルトを毎日食べるのは飽きそう」という方でも、ドリンクタイプであれば続けられることも少なくありません。
もちろん、今日はヨーグルトタイプで、明日はドリンクタイプで摂取するなど、気分に合わせてどちらも取り入れるのもおすすめです。
カロリーや糖質を気にするなら低糖・無糖が安心
明治プロビオヨーグルトR-1にはさまざまな種類がありますが、カロリーや糖質を気にする方に向け、低糖タイプや無糖タイプも用意されているのがうれしいポイントです。
ヨーグルトを毎日摂取するとなると、糖質やカロリーのとり過ぎになるのではと心配に思う方も少なくありません。しかし、R-1であれば低糖タイプや無糖タイプも販売されているため、「最近はロカボを意識し、炭水化物を控えている」「ダイエット中なので糖類は抑えたい」という方であっても無理なく続けられます。
例えば、通常の加糖タイプの明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプの場合、炭水化物は13.2g、糖類は11.7gです。一方、低糖・低カロリーのドリンクタイプの場合、炭水化物は7.5g、糖類は6.5gと50%近くまでカットされています。また、砂糖不使用甘さひかえめタイプでは、炭水化物が5.5g、糖類は3.4gとさらに少ないので、ダイエットへの影響を最小限にできるでしょう。
「ヨーグルトは太りそうで心配」とお悩みの方も、R-1であれば安心して継続摂取できます。
継続するには生活に無理なく取り入れる工夫が大切
明治プロビオヨーグルトR-1を無理なく継続摂取していくには、生活に無理なく取り入れる工夫が大切です。
R-1を毎日継続するためのコツとしては、次のような工夫をこらしてみましょう。
- 1日100~200gまでを目安に、無理のない量を摂取する
毎日継続するには食べ過ぎないことが重要です。適切な量を摂取し続けることで負担なく継続しましょう。 - 飽きないように、トッピングで味や食感に変化をつける
毎日食べ続けることによる飽き防止のために、はちみつやフルーツ、ナッツなどをトッピングすれば、栄養バランスの向上にもつながります。 - 食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂取する
食物繊維の多いりんごやバナナ、オリゴ糖が含まれるはちみつなどと一緒に食べることで、飽きにくくなるだけでなく、腸内環境の改善効果もさらに高めましょう。 - 冷たいヨーグルトが苦手/飽きてしまった場合は、ホットヨーグルトにしてみる
電子レンジで軽く温めることによって、冷たいヨーグルトとは印象が変わり、胃腸への負担も減ります。 - 毎日食べるのは難しい場合はドリンクタイプも活用する
R-1はドリンクタイプも販売されているため、忙しい日でもサッと摂取しやすく、毎日継続するハードルが下がります。
朝食の一部や間食代わりに取り入れやすい
R-1は、朝食の一部や間食代わり、夕食後のデザートなどに取り入れやすいため、習慣化しやすいタイミングで摂取することにより、食べ忘れ・飲み忘れをなくすことができます。「毎日の朝食時にR-1ドリンクを飲む」など、毎日このタイミングでR-1を摂取すると決めておくことで、より継続しやすくなるでしょう。
R-1には、通常の加糖タイプのほか、プレーン味、ストロベリー味、ブルーベリーミックス味、フルーツミックス味などさまざまな味があるため、いくつかの種類をそろえておくことによって飽きずに継続することも可能です。もちろん、好みの味を見つけたら、お気に入りのものだけを購入するのもおすすめでしょう。
鉄分入り、マルチビタミン入り、乳酸菌が2倍になった「The GOLD」など、体の調子に合わせて成分の違いで選んでみるのも効果的です。
また、「毎日摂取する分をスーパーやドラッグストアで買うのが面倒」とお悩みの場合、宅配サービスを利用することをおすすめします。明治が提供する宅配サービスを利用すれば、毎月の定期便として商品を届けてもらえるため、わざわざ購入する手間が減ることでより継続しやすくなるでしょう。
R-1を活かすには食事・運動・睡眠との組み合わせが重要
明治プロビオヨーグルトR-1の効果を最大限にするには、単に毎日摂取するだけでなく、食事・運用・睡眠との組み合わせが重要です。バランスの良い食事を心がけるほか、適度な運動習慣を身につけ、十分な睡眠によって体を休息させましょう。こういった健康的な生活習慣を意識することで、R-1に含まれる1073R-1乳酸菌の効果をさらに高めることができます。
例えば、毎日の食事で野菜や発酵食品を多く摂取していると、善玉菌が活動しやすい腸内環境になり、便通改善や肌トラブルの改善へとつながります。また、適度な運動を継続することは、ストレス解消や免疫機能の維持に効果的です。良質な睡眠をとることも、免疫力の活性化には欠かせません。
「R-1を食べているから大丈夫」「R-1を飲んでいるから調子が良くなるはず」と捉えるのではなく、R-1の恩恵を最大限に受けるために、健康的な食事・運動・睡眠を心がけることも忘れないようにしましょう。R-1の活かし方は以下の通りです。
それぞれ順に解説します。
腸内環境は食生活と深くつながっている
腸内環境を改善したい場合、腸内環境と食生活とのつながりについて理解しておく必要があります。腸内環境と食生活は、密接に関わっているためです。
先にも説明した通り、腸内には「腸内フローラ」とも呼ばれる100兆個以上の細菌が存在しており、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類に分けられます。善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割のバランスが理想で、このバランスが崩れてしまうと、慢性的な便秘や下痢、生活習慣病などにつながってしまうため注意が必要です。つまり、健康な日々を過ごすためには、腸内フローラのバランスを整えなければなりません。
腸内フローラのバランスを崩さないためには、食生活の改善が重要です。朝食は食べない、1日1食などの不規則な食生活は避け、1日3食を規則正しく摂取することから始めましょう。また、食事の栄養バランスも考慮してください。
不規則な食生活、栄養バランスの悪い食事が続いてしまうと、腸内環境が悪化してしまい、悪玉菌の増加につながります。善玉菌を増やして腸内環境を改善するには、ヨーグルトだけでなく、納豆、味噌、キムチなどの発酵食品も取り入れ、乳酸菌やビフィズス菌などを積極的に摂取しましょう。
さらに、野菜や果物に多く含まれる食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌のエサとなります。善玉菌が増殖しやすくなるため、野菜や果物、豆類、海藻などをより多く摂取するよう意識しましょう。食物繊維は便通改善の効果も持つので、便秘にお悩みの場合にもおすすめの成分です。
このように、ヨーグルトを摂取するだけでなく、日頃の食生活を意識することによって、より健康を促進できます。
運動不足やストレスが効果を妨げることもある
明治プロビオヨーグルトR-1の効果を実感できない場合、運動不足やストレスによって効果が妨げられている場合もあります。そのため、日々の生活で身体を動かすように意識し、過度なストレスがたまらないようにすることが重要です。
「運動不足と腸内環境に何の関係があるの?」と思う方も多いかもしれませんが、運動不足は腸の働きを鈍らせてしまうため、腸内環境の悪化につながってしまいます。また、過度なストレスを感じている場合、自律神経が乱れてしまい、腸内環境が悪くなるだけでなく、善玉菌が減りやすくなってしまう点に注意が必要です。
一方、適度な運動を心がけていれば、腸が活発に働くようになり、腸内フローラのバランスが整っていきます。また、身体を動かすことによってストレス発散にもなり、自律神経の乱れも防止できるでしょう。
なかなか運動の時間が取れないという場合や、運用は苦手という場合も、ウォーキングやストレッチなどの気軽に取り入れられる運動から習慣化してみてください。
R-1は健康維持の“補助”と考えると長続きしやすい
明治プロビオヨーグルトR-1は、免疫力の活性化や風邪予防、健康維持に効果的な食品です。しかし、乳酸菌は一定期間が経てば排出されてしまうため、毎日継続して摂取し続けることによって効果を得られます。あくまでも健康を補助する食品として捉えて、気軽に取り入れていくことが重要です。
ここまでに説明してきた通り、R-1ヨーグルトに頼り過ぎることはおすすめできません。まず意識すべきことは、日々の食事内容や運動量、睡眠の質などを改善することです。生活習慣を整えるとともに、健康を補助する食品としてR-1を摂取し続けることで、腸内環境の改善や免疫力の活性化へとつながっていくでしょう。
R-1の効果に関するよくある質問に回答
最後に、R-1の効果に関するよくある質問に回答します。
R-1は便秘に効果がありますか?
R-1には、腸内環境を整える乳酸菌が含まれているため、便秘の改善効果が期待できます。しかし、効果には個人差があるため、R-1を摂取しているからといって必ず効果が出るわけではない点に注意しましょう。なかなか便秘の改善効果が見られないという場合は、日々の食事を見直してみるところから始めてみてください。
R-1を飲んでも効果がないのはなぜですか?
R-1の効果が感じられない場合、もともとの体質や生活習慣、腸内環境などが影響していると考えられます。まずは健康的な食事や適度な運動、十分な睡眠といった生活習慣の見直しから心がけましょう。
また、R-1を摂取し始めてからまだ間もないという場合、効果が出にくいと考えられます。数週間から数ヶ月継続して摂取することで、より効果を実感しやすくなるはずです。
R-1は毎日飲まないと意味がないのでしょうか?
乳酸菌は腸内に長く留まりません。そのため、免疫活性化や腸内環境の改善といった効果を得るには、毎日継続して摂取する必要があります。一日おきでも効果がないわけではありませんが、毎日飲むことによってより効果を実感しやすくなると考えられます。
R-1は夜に飲んでも効果はありますか?
R-1は夜に飲んでも効果を得られます。就寝の2〜3時間前に摂取すれば、腸への負担を抑えつつ、腸内環境を改善できるでしょう。
また、ヨーグルトに含まれる「トリプトファン」という成分は、摂取後15〜16時間でメラトニンという成分へ変化し、睡眠を促す効果があります。朝食にヨーグルトを摂取しておけば、就寝時間ごろにはメラトニンへと変化すると考えられるので、睡眠の質でお悩みの場合は朝に摂取することもおすすめです。
糖尿病の人でもR-1を飲んでも大丈夫ですか?
糖尿病の方の場合、血糖値の急上昇を抑えるためにも、低糖・低カロリータイプや砂糖不使用タイプのR-1がおすすめです。食事療法中の方は、主治医へと相談してから接種を始めましょう。